韓国人「なぜ日本も受賞するプリツカー賞を韓国が受賞できないのでしょうか・・・?」
韓国MLBPARKから「建築界のノーベル賞・プリツカー賞、なぜ韓国には受賞者がいないのか」という記事を翻訳しました。
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建築界のノーベル賞・プリツカー賞、なぜ韓国には受賞者がいないのか
国別受賞回数ランキング
数学界にはノーベル賞に匹敵する「フィールズ賞」があるのは、ほとんどの人が知っているはず。
建築界にもノーベル賞のような賞があり、それが「プリツカー賞」だ。
毎年1人に贈られる栄誉ある賞で、多くの受賞者を輩出する国や大学は、世界的な建築先進国、建築名門校として認められる、とても名誉な賞だ。
上のデータを見ても分かるように、日本は累計で世界1位の受賞実績を誇っている。
昨年のプリツカー賞受賞者も、日本人建築家の リケン・ヤマモト(Riken Yamamoto) だった。
韓国はグローバルな建設大国とされ、国内には数万の建設会社があり、大手企業の多くが建設部門を運営し、数千~数万世帯規模のアパートを次々と建設している。それにもかかわらず、なぜ韓国からはプリツカー賞受賞者が出ていないのか?
この点について、昨年の受賞者 ヤマモト・リケン はこう語っている。
「韓国にも優れた建築家は多いが、韓国では韓国の建築家がまともに設計し、建築する機会を与えられていない。むしろ、私のような外国人には機会を与えている。おかしいと思う。」
日本の神奈川県横浜で会った ヤマモト・リケン(79)「ヤマモト・リケン設計工場」代表は、「全く自由がない韓国の建築家たちがかわいそうだ」と語った。
プリツカー賞の審査委員会は、ヤマモト・リケンの選定理由について「社会性の高い建築物であり、人々のコミュニティ(共同体)を再定義した」と評価している。
日本は1979年にプリツカー賞が創設されて以来、最も多くの受賞者(9人)を輩出 した国だ。これは、アメリカ(8人)よりも多い。韓国人の受賞者はこれまで一人もいない。
ヤマモトは、「日本の建築家たちは建築を通じて社会的なメッセージを発信しているからだと思う。日本の建築文化が韓国より優れているから受賞者が多いわけではない」と述べた。
− 日本はなぜプリツカー賞の受賞者が多いのか?
「プリツカー賞の審査側は、建築物と社会との関係を深く考えた作品を高く評価 しているようだ。
例えば、2013年の受賞者・伊東豊雄 氏は、『みんなの家』という、みんなが一緒に避難所として暮らせる住宅 を建てた。」
− なぜ韓国では受賞者が一人も出ないのか?
「韓国は韓国の建築家にまともに設計する機会を与えていない。あらゆる制約と規制に縛られている。韓国の建築家たちはかわいそうだ。自由度が全くない。
その一方で、私のような外国人には自由に建築する機会を与えている。韓国で有名な建築物のほとんどは、外国人建築家の作品 だ。安藤忠雄の建築物もそうだ。安藤氏が特別に優れた建築物を作ったとは思わないが……。
問題は、外国人には自由に建築する機会を与えながら、韓国の建築家には与えていないことだ。それがおかしい。
韓国にも、イ・ウンギョン(EMA建築事務所代表) や チェ・ムンギュ(延世大学建築工学科教授、GA建築設立者) のような優れた建築家がたくさんいるのに。」
これは真剣に考えてみるべき問題のようだ。
韓国の反応
都市に見えるのは大規模なコピペマンションばかり。
数千世帯のマンションを量産する国だから、(建築家が)評価されないんだよ。
でも我が国でどうやって低層の家を建てて生活しろと?
国が狭すぎるのが問題だ。